親の願いと、子どもの気持ち

日本語を残してあげたいと思うのは、親の願いです。けれど、実際に学ぶのは子どもです。親が大切だと思っている日本語を、子どもも同じように大切だと思っているとは限りません。

2026.09.26 続きを読む →

言葉が出始める頃―物の名前と短い言葉を楽しむ

子どもが少しずつ言葉を話し始めると、絵本の楽しみ方も変わってきます。絵を指して声を出したり、知っているものの名前を言ったりします。「いぬ」「くるま」「りんご」——大人にとっては簡単な一語でも、子どもにとっては、自分の知っているものと音がつながった大切な言葉です。

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読み聞かせが、親子だけの思い出になる

同じ本を一緒に読むと、親子の間に共通の思い出ができます。「あの本のくまさんみたいだね」「あのとき、ねこさんも失敗したよね」「あの本に出てきた食べ物だね」——二人とも同じ物語を知っているから、日常の中でも本の話ができます。

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読み聞かせで残ったのは、言葉だけではなかった

私が子どもたちに絵本を読んでいた頃、将来どのような効果が出るのかを考えていたわけではありません。子どもが本を持ってきたから読む。寝る前になったから読む。一緒に過ごしたいから読む。英語でも日本語でも、その日に選んだ本を読みました。

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読み聞かせは「勉強」ではない

「子どもに日本語を教えなければ」そう思うと、親は何か特別なことをしなければならないような気持ちになります。ひらがなを教える。ドリルをさせる。単語を覚えさせる。日本語で答えさせる。

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読むことが得意でない親もいる

私は本が好きで育ったので、子どもが本を持ってくると、自然に手に取って読むことができました。一方、主人には、本を読む習慣があまりありませんでした。

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赤ちゃんの頃―ママやパパの声を聞かせる

赤ちゃんは、まだ言葉を話しません。絵本を見せても、内容を理解しているようには見えないかもしれません。本を口に入れたり、ページをつかんだり、途中で別のものに興味を持ったりします。

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