教え方
「みかんって何?」―読めることと分かることは違う
家で私がひらがなを教えようとすると、なかなか続きませんでした。私はすぐに答えを求め、できないと焦ってしまいます。ところが、日本語学校では違いました。
「聞く・話す・読む・書く」は違う力
言葉には、大きく分けて「聞く・話す・読む・書く」という四つの力があります。この四つはつながっていますが、同じ速さで伸びるわけではありません。
できたことを見つけて、喜んでもらっている
授業では、覚えてきた日本語の言葉を確認することがありました。十個の言葉を覚えてくる宿題を出しても、全部を思い出せるとは限りません。途中まで思い出せても、最後の一つが出てこないことがあります。
声に出したら、正しい言葉が出てきた
日本語学校の宿題を見ていたとき、印象に残っていることがあります。「本を読みます」という文を、「~てください」の形に変える問題でした。子どもは、「よみてください」と書いていました。
好きなものを、日本語でも見ている
日本語の本や漫画を読んだり、日本語の歌や動画を見たりしている子どもは、日本語の音や言葉によく反応しました。教室で絵を見せると、「これ、知っている」と、すぐに言葉が出ることがあります。
自分でやってみようとする
日本語学校では、日本の文化を学ぶために、ひな祭りやこいのぼりなどの工作をすることがありました。紙を切る、折る、のりをつける、見本を見ながら形を作る——子どもたちにとっては、言葉だけでなく、手も使う活動です。
国語学習と日本語学習
日本語を学ぶ第一歩って何でしょうか。挨拶?歌?ひらがな?日本語を学ぶ第一歩って、つい一年生の国語を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。