まずは、試してみてください。6秒かけて息を吸う。3秒息をとめる。6秒かけて息をはく。おでこの一点に意識を集中して10秒数える。どうでしょう。10秒しっかり集中できましたか? 10秒の間に他のことを考えてしまいませんでしたか?

マイクロソフトカナダの調査によると、2000年には私達人間の集中力は12秒でした。それが今ではもっと短くなって、8秒。金魚は9秒なので、それよりも短い!という調査です。その原因は、スマホやタブレット。開けた瞬間にページを読めることに慣れてしまった私達はもう戻れません。子供たちにしたら、パッとページが開くのは当たり前。「待つ」ということは、あり得ないのです。

そんな子供達に集中力を高めてほしい、親としては願うことですが、ではどうすればいいのでしょうか。まず第1に、完璧主義になる必要はない、としてください。完璧にしようとすると、苦しくなり、すぐにやめてしまいます。「できるだけ、そうしよう」と思うことから始めるといいと思います。

今日からできること
  • 勉強する場所、食べる場所、スマホを見る場所を分ける(「ここは何でもするところ」と脳が認識すると、やる気が出にくくなる)
  • ママも一緒にメリハリをつける(子供にだけ言うと「ズルい」という気持ちが出てしまう)
  • 「勉強」ではなく「ちょっと楽しい本」から始める

筋肉トレーニングと一緒で、明日すぐには筋肉モリモリにはなりません。少しずつ気長にできることだけやっていきましょう。

笑える絵本や、パズルのようなものなど、一緒にやってあげる3分、5分が集中力トレーニングになるのではないでしょうか。いつも読んでいる絵本も、違う言葉で聞くのも、たまには面白いかもしれませんよ。

『ママの日本語は、ちゃんと届いている』

がんばりすぎない日本語教育と絵本の読み聞かせについて、私自身の体験を交えてまとめました。