どうしてこのゲームをするの? 楽しいから。どうしてそのテレビ番組を見るの? 面白いから。人は誰も、つまらないものを選んでやらないですよね。あなたは、本を読むことは楽しいと思っていますか?
もしあなたが「本を読む=勉強」と思っていたら、なんだかつまらなそうですよね。頭がよくなるから、勉強ができる子供になってほしいから、読み聞かせをしよう、本読んであげるよ——ママの強制力を感じると、子供はそれを感じ取るのか、「イヤ〜」と逃げてしまいます。
まずはママがただ楽しいと思えたら、それで十分、子供にも伝わります。あなたが、子供と一緒に本のキャラクターや、お話しに興味を持ってみましょう。ゲラゲラ笑える面白い絵本もたくさんあります。
本は楽しいから「読みたい」と思ってもらえるには、「本は楽しい」という体験をいっぱいすることです。
ママが「本は楽しいね。いろいろな事を知れるね。」と言いながら一緒に楽しむことです。そんなママの言葉のシャワーは、あたかもコマーシャルみたいですね。コマーシャルは、その商品やサービスがどんなにいいかを繰り返し言っています。毎日見ているテレビのコマーシャルで、その商品が優れていると聞かされていると、つい買ってしまう——それと同じです。
だったらママだって、「本は楽しいよ。集中力がつくよ。想像力がつくよ。」とコマーシャルのごとく言い続け、「本は楽しいね」をたくさん体験していくと、1人で本を読める年齢になった時、自分で読もうかな、という「読みたい」欲求が出てくるのではないでしょうか。
そんな日のことを思いながら、絵本という、楽しい本をお子さんと一緒に読んでみてくださいね。
『ママの日本語は、ちゃんと届いている』
がんばりすぎない日本語教育と絵本の読み聞かせについて、私自身の体験を交えてまとめました。