日本語を学ぶ第一歩って何でしょうか。挨拶?歌?ひらがな?日本語を学ぶ第一歩って、つい一年生の国語を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。
国語の授業では、ひらがな、カタカナ、漢字など文字の読み書き、その文字を読んで意味がわかる、書いてあることの理解、自分から伝えるために文章の書き方を学びます。
その国語の授業を受けることができる6歳児は、日本語で指示されたことが分かり、それができる、聞かれたことに答えられる、1500から2000語を知っている、ことが前提です。
その6歳児の生活日常は、テレビアナウンスなど聞こえてくるもの、周りの大人の会話、歩いているだけでも、道にある標識や看板が日本語で、常に日本語シャワーの状態です。
その6歳児は、赤ちゃんの時大人の話をずっと聞き、1歳の頃言葉を言う練習を始め、物には名前があり、自分の気持ちはこうやって伝えるんだよと教えてもらい、それには文字があって、こう読むの、書いてごらん、というプロセスをすべて日本語で経験してきています。
日本語を学ぶ生徒さんは、このすべてを同時進行で習得していくわけです。ひらがな文字を勉強しつつ、単語を覚える、会話を覚える。言語を学ぶ順番は、もともと耳や口からなのに、読み書きから学ぶのは順序が逆ですよね。なので大変と感じるのは、当たり前ですよね。
一切聞かない、言わない、本を読むだけ、だったら良いかもしれません。でも大抵の日本語を学ぶ生徒さんは、日本語でコミュニケーションしたいので、どんな言い方をするかを知りたいし、文字を知れば読むことができるし、会話をするために、どう文章を組み立てるかが知りたいはずです。
こんな教え方をしたことありますか。「いぬ」と、文字を見せ、白い犬の絵を見せる。「白い犬です」と言う。「これは」を足して「これは白い犬です。」「僕の」を足して「これは僕の白い犬です。」1語ずつ確認しながら、文を長くしていくやり方を見せることができます。
日本語学習は、国語学習とは全く違います。日常、他の言語を話している場合、国語学習の方法では難しすぎるのです。
日本語学習用の練習帳を作りました。小さいステップで、ラクラク楽しく日本語学習しましょう。
耳と口から少しずつ、小さいステップで進められる練習帳です。くわしくはWorkBooksページをご覧ください。